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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第267問

問題

【問題30〜35 共通の資料】 次の〔資料Ⅰ〕~〔資料Ⅲ〕に基づき答えなさい。 〔資料Ⅰ〕前提条件等 1.P社およびS社の連結会計年度および事業年度は,全て12月末日を決算日とする1年である。 2.S社は米国に所在する会社であり,その発行済株式は全て議決権付き株式である。 3.P社は,S社株式を自己の計算において所有する。P社とS社間の取引は,〔資料Ⅱ〕に記載したもの以外にはない。 4.P社がS社を連結子会社または持分法適用関連会社とするか否かの判定に当たっては,その議決権の所有割合のみを考慮する。 5.各年度において,土地の新規取得および売却はない。 6.利益剰余金の額の変動は,全て当期純利益を反映したものである。また,剰余金の配当は行われていない。 7.のれんが生じる場合,発生年度の翌年度から10年間で定額法により償却する。 8.税効果は考慮しない。 9.計算結果に端数が生じる場合,千円未満を四捨五入すること。 〔資料Ⅱ〕S社に関する資料 1.S社の発行済株式総数は,5,000株である。 2.X1年12月31日において,P社は,S社株式4,500株を820千ドルで取得した。 3.X3年12月31日において,P社は,保有していたS社株式のうち1,500株を500千ドルで売却した。 4.S社は土地300千ドル(簿価)を所有しており,その時価はX1年度末において500千ドル,X2年度末とX3年度末において700千ドルである。 5.土地を除いて,S社の資産および負債の帳簿価額と時価は一致している。 6.為替相場の推移は次のとおりである。財務諸表項目の換算は,「外貨建取引等会計処理基準」に定める原則的な方法による。
年度期中平均相場期末日相場
X1年度115円/ドル120円/ドル
X2年度130円/ドル140円/ドル
X3年度145円/ドル150円/ドル
〔資料Ⅲ〕P社およびS社の個別貸借対照表における項目の金額の推移 1.P社(単位:千円)
年度資産負債資本金資本剰余金利益剰余金
X1年度500,000250,000120,00080,00050,000
X2年度600,000300,000120,00080,000100,000
X3年度700,000350,000120,00080,000150,000
2.S社(単位:千ドル)
年度諸資産土地負債資本金利益剰余金
X1年度700300400500100
X2年度900300500500200
X3年度1,000300500500300
【問題32の設問】 X2年度のP社の連結貸借対照表における利益剰余金の金額として正しいものの番号を一つ選びなさい。

選択肢

  1. 1110, 400 千円
  2. 2110, 500 千円
  3. 3111, 700 千円
  4. 4112, 900 千円
  5. 5113, 000 千円
  6. 6126, 000 千円

正解

1. 110, 400 千円

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解説

正解は「110,400千円」。連結利益剰余金=P社の利益剰余金+S社の取得後利益剰余金のうちP社持分-のれん償却額の累計。S社のX2年度の当期純利益=利益剰余金の増加額100千ドルを期中平均相場130円で換算した13,000千円で、P社持分90%=11,700千円。のれん償却額はX2年度から始まり1,300千円(問題31)。連結利益剰余金=100,000+11,700-1,300=110,400千円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 財務会計論 問題32)

一問一答

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