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管理会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問管理会計論 第205問

問題

管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.コミッティド・キャパシティ・コスト(committed capacity cost)は,原価とそれによる効果との関係を把握するのが困難であることから,経営管理者の判断によって金額を決定する必要がある。 イ.責任会計は,組織上の責任中心点ごとに,業績を評価するための財務情報を提供する会計システムであり,職能別組織だけでなく,事業部制組織やカンパニー制組織においても適用される。 ウ.管理会計は,企業内部の経営管理者に対して目的適合的で有用な情報を提供することが求められるが,外部の利害関係者との調整機能も求められることから,経営管理者と外部の利害関係者の双方に有用な情報を提供しなければならない。 エ.管理会計システムの設計に当たっては,そのシステムから提供される情報の目的適合性と適時性を確保できるようにする必要があるが,システムから入手できる情報の便益と情報入手のためのコストのバランスも考慮する必要がある。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

5. イエ

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解説

正解は「イエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。コミッティド・キャパシティ・コスト(拘束固定費)は、過去の設備投資等の意思決定の結果として発生額が拘束されている原価であり、短期的には管理不能である。「原価と効果の関係の把握が困難で経営管理者の判断によって金額を決定する」のはディスクレショナリー・コスト(自由裁量原価、マネジド・コスト)の説明である。イ=正しい。責任会計は組織上の責任中心点(レスポンシビリティ・センター)ごとに業績評価のための財務情報を提供する会計システムであり、職能別組織に限らず事業部制組織やカンパニー制組織にも適用される。ウ=誤り。管理会計は企業内部の経営管理者に対する情報提供を目的とする内部報告会計であり、外部の利害関係者との利害調整や外部への情報提供は財務会計の機能である。エ=正しい。管理会計システムの設計では情報の目的適合性・適時性の確保に加え、情報の便益と情報入手コストとのバランス(コスト・ベネフィット)の考慮も必要である。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題5)

一問一答

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