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財務会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問財務会計論 第218問

問題

次の〔資料〕に基づき,当期(X2年4月1日~X3年3月31日)末の貸借対照表における以下の工事契約に係る契約負債及び工事損失引当金の残高の組合せとして正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,百万円未満をその都度四捨五入すること。 〔資料〕 1.当社は前期に以下の工事契約を締結した。
項目内容
工事期間X1年10月1日からX4年3月31日まで
工事収益総額(請負金額)15,000百万円
工事原価総額(当初見積額)13,200百万円
2.財又はサービスに対する支配は工事期間にわたり顧客に移転するものとする。 3.当期末までに顧客から受け取った対価は12,015百万円であった。 4.前期及び当期に発生した工事原価並びに次期に発生すると見積もられた工事原価は以下のとおりであった。当社は,当期末に工事原価総額の見積額を16,000百万円に修正している。また,当社は,原価比例法により工事の進捗度を見積もっている。
期間工事原価
前期2,640百万円
当期7,760百万円
次期(見積り)5,600百万円
5.請負金額の変更はなかった。

選択肢

  1. 1契約負債 197百万円・工事損失引当金 1,000百万円
  2. 2契約負債 197百万円・工事損失引当金 2,418百万円
  3. 3契約負債 2,265百万円・工事損失引当金 350百万円
  4. 4契約負債 2,265百万円・工事損失引当金 1,000百万円
  5. 5契約負債 12,015百万円・工事損失引当金 350百万円
  6. 6契約負債 12,015百万円・工事損失引当金 2,418百万円

正解

3. 契約負債 2,265百万円・工事損失引当金 350百万円

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解説

正解は「契約負債 2,265百万円・工事損失引当金 350百万円」。①進捗度(原価比例法)=発生原価累計(2,640+7,760=10,400)÷修正後の工事原価総額16,000=65%。②工事収益の累計=15,000×65%=9,750百万円。顧客から受け取った対価12,015百万円が認識した収益9,750百万円を上回るため、差額が契約負債となる:12,015−9,750=2,265百万円。③工事損失引当金:工事原価総額16,000が工事収益総額15,000を上回るため、見込まれる工事損失総額は1,000百万円。このうち当期末までに既に損益に反映された損失は、収益累計9,750−原価累計10,400=△650百万円。よって残り1,000−650=350百万円を工事損失引当金として計上する。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 財務会計論 問題18)

一問一答

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