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財務会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問財務会計論 第217問

問題

次の〔資料〕に基づき,当期(X2年4月1日~X3年3月31日)末の貸借対照表における流動負債の合計額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,千円未満をその都度四捨五入すること。 〔資料〕 1.当期末の決算整理前残高試算表における負債の各勘定の残高は次のとおりであった。
勘定科目金額
買掛金24,000千円
前受金18,000千円
電子CP(コマーシャル・ペーパー)各自推定
借入金80,000千円
2.決算日の為替相場は1ドル=133円である。 3.買掛金の一部は,ドル建て(20,000ドル)である。商品仕入時点(当期中)の為替相場は1ドル=145円であった。 4.前受金の全額は,商品輸出契約に係る予約金であり,送金を受けた日の為替相場(1ドル=150円)で換算している。 5.当社では本社ビルの道路に面する部分を賃貸しており,契約に際してX2年5月1日に向こう1年分の家賃13,200千円を受け取り,受取家賃勘定に記帳している。 6.電子CPの発行は,X3年3月14日に約定,X3年3月16日に資金決済したもので,その発行条件は,額面金額150,000千円,利率年1.46%,期間30日(日数計算は,1年を365日とする資金決済日翌日から償還日までの片端入れによる日割計算による。),発行方式は割引方式である。償却原価法(定額法)により評価する。 7.借入金はX1年11月1日に,銀行より利率年3%,毎年10月31日に元金40,000千円ずつを利息とともに返済するという条件(元金均等返済方式)で借り入れた120,000千円の未返済部分である。利息については月割計算で行う。

選択肢

  1. 1193, 680 千円
  2. 2193, 770 千円
  3. 3231, 730 千円
  4. 4233, 680 千円
  5. 5233, 770 千円
  6. 6234, 340 千円

正解

5. 233, 770 千円

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解説

正解は「233,770千円」。①買掛金:ドル建分20,000ドルは仕入時レート145円で2,900千円計上済み。決算時レート133円で換算替えし2,660千円となるため、買掛金=24,000−2,900+2,660=23,760千円。②前受金18,000千円:外貨建でも前受金は非貨幣性項目(役務提供義務)なので決算時の換算替えは行わず18,000千円のまま。③前受収益:X2年5月1日に受け取った1年分の家賃13,200千円のうちX3年4月分1,100千円(13,200÷12)を前受収益に振り替える。④電子CP:割引料=150,000×1.46%×30/365=180千円、発行価額=149,820千円。償還期間30日のうち期末までの経過は15日(3月17日〜3月31日)なので、償却原価=149,820+180×15/30=149,910千円。⑤借入金80,000千円のうち1年以内返済分40,000千円が流動負債(残り40,000千円は固定負債)。⑥未払利息:X2年11月〜X3年3月の5か月分=80,000×3%×5/12=1,000千円。流動負債合計=23,760+18,000+1,100+149,910+40,000+1,000=233,770千円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 財務会計論 問題17)

一問一答

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