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企業法難易度: 標準2026年度

公認会計士 予想問題企業法 第73問

問題

取締役の任務懈怠責任と経営判断の原則に関する次のア〜エの記述のうち、正しいものの組合せとして最も適切なものはどれか。 ア 判例は、経営上の判断について、その過程および内容に著しく不合理な点がない限り取締役の善管注意義務違反はないとしている。 イ 取締役は、他の取締役の業務執行についても監視義務を負う。 ウ 取締役会に上程されなかった事項については、取締役は一切監視義務を負わない。 エ 結果として会社に損害が生じた場合には、判断過程の合理性を問わず取締役は責任を負う。

選択肢

  1. 1アとエ
  2. 2イとウ
  3. 3ウとエ
  4. 4アとイ
  5. 5アとウ

正解

4. アとイ

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解説

アは経営判断の原則、イは取締役の監視義務であり、いずれも正しい。ウは誤りで、判例は取締役会に上程されなかった事項についても監視義務が及ぶとしている。エも誤り。事後的な結果のみで責任を問えば取締役が萎縮し、企業活動が過度に保守的になるため、判断当時の状況に照らして過程と内容の合理性を審査するのが判例の立場である。

一問一答

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