問題
法人税法における確定決算主義に関する説明として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1税務上の課税所得は、企業会計の決算とは完全に独立して、税法固有の帳簿に基づき別個に計算される。
- 2確定決算主義とは、企業会計原則が税法の規定に優先して適用される原則をいう。
- 3確定決算主義のもとでは、株主総会等の承認を経る前の試算表段階の利益に基づいて申告を行う。
- 4確定決算主義とは、株主総会等で承認・確定した決算に基づいて課税所得を計算し、申告する仕組みをいう。
正解
4. 確定決算主義とは、株主総会等で承認・確定した決算に基づいて課税所得を計算し、申告する仕組みをいう。
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解説
確定決算主義とは、株主総会等で承認され確定した決算(会社法上の計算書類)の利益を基礎とし、これに税務調整(申告調整)を加えて課税所得を計算する仕組みで、法人税法第74条がその根拠である。よって「株主総会等で承認・確定した決算に基づいて課税所得を計算し、申告する仕組み」が正しい。「企業会計の決算とは完全に独立して税法固有の帳簿に基づき別個に計算される」は、確定した決算利益を出発点とする実際の制度と矛盾し誤り。「企業会計原則が税法の規定に優先して適用される原則」は、確定決算主義の意味を取り違えている。「株主総会等の承認を経る前の試算表段階の利益に基づいて申告を行う」は、承認・確定した決算を前提とする確定決算主義に反しており誤りである。
一問一答
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