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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第42問

問題

企業会計基準第9号における簿価切下額の戻入れに関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1切放法とは、前期に計上した簿価切下額を当期に戻し入れ、取得原価に回復させる方法である。
  2. 2洗替法とは、前期末に切り下げた簿価をそのまま引き継ぎ、戻入れを行わない方法である。
  3. 3洗替法または切放法のいずれによる場合でも、当期に生じた簿価切下額は当期の費用として計上される。
  4. 4簿価切下額の戻入れは、いかなる場合でも認められず、切放法のみが強制される。

正解

3. 洗替法または切放法のいずれによる場合でも、当期に生じた簿価切下額は当期の費用として計上される。

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解説

企業会計基準第9号は、収益性の低下による簿価切下額について、洗替法と切放法のいずれかを棚卸資産の種類ごとに選択適用することを認める。洗替法は前期の切下額を当期に戻し入れたうえで改めて当期末の評価を行う方法、切放法は前期の切下げをそのまま引き継ぎ戻入れを行わない方法である。いずれの方法でも当期に新たに生じた切下額は当期の費用となる。よって「いずれによる場合でも当期に生じた切下額は当期の費用として計上される」が正しい。「切放法が戻し入れて取得原価に回復させる」「洗替法が戻入れを行わない」は両者の内容を逆にしており誤り。戻入れを認める洗替法も選択できるため「切放法のみが強制される」も誤りである。

一問一答

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