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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第110問

問題

資本剰余金と利益剰余金を明確に区別して表示すべき理由として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1税法上の要請にすぎないから
  2. 2資本取引と損益取引を区別する原則によるため
  3. 3株主への配当を全面的に禁止するため
  4. 4諸外国との単純な数値比較を容易にするため

正解

2. 資本取引と損益取引を区別する原則によるため

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解説

企業会計原則の一般原則および貸借対照表原則は、資本取引と損益取引とを明瞭に区別し、特に資本剰余金と利益剰余金を混同してはならないと定める。株主からの払込みである資本剰余金と、企業活動の成果の留保である利益剰余金を区別してこそ、維持すべき資本と分配可能な成果が明らかになるため、「資本取引と損益取引を区別する原則によるため」が正解である。区別は会計固有の要請であり税法の都合ではないため「税法上の要請にすぎないから」は誤り。区別は配当を禁止する趣旨ではなく分配の基礎を明確にするものであるため「株主への配当を全面的に禁止するため」も誤り。国際比較の便宜が主目的ではないため「諸外国との単純な数値比較を容易にするため」も誤りである。

一問一答

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