公認会計士に戻る
財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第168問

問題

連結会社相互間の売掛金に対して設定されていた貸倒引当金について、連結上必要となる修正として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1個別上設定した貸倒引当金はそのまま据え置き、連結上の修正は行わない
  2. 2連結会社間の債権が相殺消去されるのに対応して、当該債権に係る貸倒引当金も消去(減額)し、あわせて貸倒引当金繰入額を修正する
  3. 3連結上、貸倒引当金を個別上の2倍に増額して計上する
  4. 4貸倒引当金は個別・連結のいずれにおいても計上しない

正解

2. 連結会社間の債権が相殺消去されるのに対応して、当該債権に係る貸倒引当金も消去(減額)し、あわせて貸倒引当金繰入額を修正する

詳しい解説を見る

解説

連結会社相互間の債権は企業集団内部の貸借であり、貸倒れのリスクを外部債権と同様に見積もる必要はない。したがって当該内部債権が相殺消去されるのに対応して、それに設定された貸倒引当金も消去(減額)し、これに伴い個別上費用計上された貸倒引当金繰入額も修正する。よって「債権の相殺消去に対応して貸倒引当金を消去し繰入額を修正する」が正しい。「据え置き修正しない」は誤りで、消去された内部債権に引当金だけが残ると整合しない。「2倍に増額する」は根拠がなく誤り。「個別・連結とも計上しない」も誤りで、個別上は外部債権を含め適正に引当金を設定しており、連結修正の対象はあくまで内部債権に係る部分に限られる。連結会計基準(企業会計基準第22号)に基づく内部取引消去の一環である。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務会計論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。