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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第167問

問題

S社(P社が議決権の80%を所有)がP社に商品を販売し、P社が期末に保有する在庫に含まれる未実現利益が1,000であった。この取引の連結上の処理として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1未実現利益1,000を全額消去し、そのうち非支配株主持分に対応する200(1,000×20%)を非支配株主持分に負担させる
  2. 2未実現利益1,000を消去するが、その全額を親会社の持分に負担させる
  3. 3消去する未実現利益は非支配株主持分に対応する800のみである
  4. 4アップストリーム取引では未実現利益の消去を行わない

正解

1. 未実現利益1,000を全額消去し、そのうち非支配株主持分に対応する200(1,000×20%)を非支配株主持分に負担させる

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解説

子会社から親会社への販売(アップストリーム)で生じた未実現利益は全額消去するが、利益を計上したのは子会社であるため、消去による損益の負担は親会社持分と非支配株主持分の双方に持分割合に応じて配分する。未実現利益1,000を全額消去し、非支配株主の持分割合20%に相当する200を非支配株主持分に負担させ、残り800を親会社持分が負担する。よって「1,000を全額消去し、うち200を非支配株主持分に負担させる」が正しい。「全額を親会社が負担する」はダウンストリームの取扱いであり誤り。「消去額は800のみ」は未実現利益は全額消去する点を誤っている。「消去を行わない」も誤りで、アップストリームでも未実現利益は全額消去される。連結財務諸表に関する会計基準(企業会計基準第22号)に基づく。

一問一答

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