内部統制システムの構築義務と取締役の監視義務企業法

20点 / 目安30
企業法本試験では企業法100応用

内部統制システムの構築義務と取締役の監視義務

従業員の不正が起きた場合に取締役が責任を負う範囲を検討する

〔資料〕

大会社であるH株式会社では、営業部門の従業員が架空の売上を計上して業績を水増しし、3年間にわたって発覚しなかった。

H社では、売上計上には得意先発行の注文書の添付が必要とされ、経理部門が注文書と売上伝票を照合する体制がとられていた。不正を行った従業員は、得意先の印章を偽造して注文書を作成しており、経理部門の照合では発見できなかった。

H社の株主は、取締役らが内部統制システムの構築を怠ったとして責任を追及している。

問題110点・300字以内

取締役の内部統制システム構築義務について、その根拠と大会社における特則を述べたうえで、義務違反の有無を判断する基準を説明しなさい。

問題210点・300字以内

問題1の基準を資料の事実にあてはめ、H社の取締役らが責任を負うかを論じなさい。

この問題文・資料は当サイトが論文式試験の出題範囲に沿って作成したオリジナルであり、本試験の過去問ではありません。