問題
クロロベンゼンの性状として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1芳香臭のある無色液体で比重1.1(水より重い)
- 2無臭で水によく溶ける
- 3比重0.5で水より軽い
- 4常温で気体
正解
1. 芳香臭のある無色液体で比重1.1(水より重い)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は選択肢1である。クロロベンゼンは特有の芳香臭を持つ無色の液体で、引火点約28℃、比重約1.11と水より重く、水には溶けない第2石油類非水溶性(指定数量1,000L)である。ベンゼンの水素1個を塩素で置き換えた化合物で、塩素原子を含むため比重が1を超える点が最大の特徴となる。第4類の多くは水より軽いため、「水より重いのに非水溶性」という例外的な組合せはひっかけとして頻出する。流出時には水の下に沈むので、静かに水面を覆うことで蒸気の発生を抑制できる場合がある。無臭で水溶性、比重0.5、常温で気体という他の選択肢は誤り。二硫化炭素(特殊引火物・比重1.26)と並ぶ「水より重い第4類」の代表例として整理しておきたい。
一問一答
全範囲を体系的に演習