問題
標準の成り立ちによる区分であるデジュリスタンダードとデファクトスタンダードの説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1デジュリスタンダードは市場で広く普及した結果として事実上の標準となったもの、デファクトスタンダードは公的な機関が所定の手続きを経て定めたものである。
- 2デジュリスタンダードもデファクトスタンダードも公的機関が制定したもので、対象とする産業分野が違うだけである。
- 3デジュリスタンダードは公的な標準化機関が所定の手続きを経て制定した標準、デファクトスタンダードは市場での競争や普及の結果として事実上の標準になったものである。
- 4デジュリスタンダードは一つの会社の中だけで用いる標準、デファクトスタンダードは業界団体が会員向けに定める標準を指す。
正解
3. デジュリスタンダードは公的な標準化機関が所定の手続きを経て制定した標準、デファクトスタンダードは市場での競争や普及の結果として事実上の標準になったものである。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
標準は、どのように成立したかによって二つに分けてとらえられます。デジュリスタンダード(de jure standard、公的標準)は、ISOやIEC、JISのように、公的な標準化機関が関係者の合意と所定の手続きを経て制定した標準です。デファクトスタンダード(de facto standard、事実上の標準)は、公的な手続きを経ていないものの、市場での競争や普及の結果として多くの人が使うようになり、事実上の標準として通用するようになったものです。二つの説明を入れ替えたもの、どちらも公的機関が制定したとするもの、社内標準や団体規格に読み替えたものは、いずれも成立の経緯という区分の軸を取り違えており誤りです。実務では、広く普及したデファクトスタンダードが後から公的規格として制定される流れもあり、両者は相互に影響し合います。
一問一答
全200問を繰り返し学習