問題
TQM(総合的品質管理)の説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1TQMとは統計的手法の体系を指す言葉であり、方針管理や日常管理、人材育成は含まない。
- 2TQMとは品質管理部門が用いる検査手法の体系であり、経営の仕組みとは切り離して運用されるものである。
- 3TQMとは、新製品開発管理・プロセス保証・方針管理・日常管理・小集団改善活動・人材育成などを柱として、全部門・全階層が参加しながら顧客満足と企業の体質改善・体質強化を図る経営の考え方であり、TQC(全社的品質管理)から発展して経営的な色彩を強めた呼び方である。
- 4TQMとは製造部門にだけ適用される考え方であり、営業や設計、間接部門は対象外である。
正解
3. TQMとは、新製品開発管理・プロセス保証・方針管理・日常管理・小集団改善活動・人材育成などを柱として、全部門・全階層が参加しながら顧客満足と企業の体質改善・体質強化を図る経営の考え方であり、TQC(全社的品質管理)から発展して経営的な色彩を強めた呼び方である。
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解説
TQM(Total Quality Management、総合的品質管理)は、品質を軸に企業の体質を強くしていく経営の考え方です。新製品開発管理やプロセス保証といった品質を作り込む活動、方針管理と日常管理という管理の両輪、小集団改善活動、人材育成、そしてQC手法の活用などを柱とし、これらを組み合わせて顧客満足の向上と企業の体質改善を図ります。日本で発展したTQC(全社的品質管理)が、経営戦略との結びつきや経営者の役割をより強調する形で発展し、TQMと呼ばれるようになりました。TQMを統計的手法だけ、あるいは検査手法の体系とする説明は、経営の仕組み全体を扱うという範囲を狭くとらえすぎています。製造部門だけに適用されるという説明も、営業・設計・間接部門を含むすべての部門が対象であるという考え方に反します。
一問一答
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