問題
ISO 9001の認証取得とTQMの関係についての説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1ISO 9001の認証を取得すればTQMを実践したことになり、それ以上の改善活動に取り組む必要はなくなる。
- 2ISO 9001は品質マネジメントシステムが備えるべき要求事項を示したものであり、認証取得は仕組みを整える出発点にすぎない。そこに継続的改善や全員参加の活動というTQMの取り組みを重ねて、実際の成果につなげていくことが大切である。
- 3ISO 9001とTQMは相反する考え方であり、認証を取得した組織は小集団改善活動などをやめるべきである。
- 4認証取得の目的は審査に合格することにあるため、必要な文書をそろえ、審査の期間だけ手順どおりに運用すれば十分である。
正解
2. ISO 9001は品質マネジメントシステムが備えるべき要求事項を示したものであり、認証取得は仕組みを整える出発点にすぎない。そこに継続的改善や全員参加の活動というTQMの取り組みを重ねて、実際の成果につなげていくことが大切である。
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解説
ISO 9001は、品質マネジメントシステムが最低限備えるべき要求事項を定めた国際規格であり、認証はその要求事項に適合した仕組みが整っていることを第三者が確認したという意味を持ちます。しかし、仕組みが整っていることと、実際に品質や顧客満足が高まることは同じではありません。そこで、方針管理や日常管理、小集団改善活動、人材育成といったTQMの取り組みを重ね、全員参加で継続的に改善していくことで、認証を実際の成果に結びつけます。認証取得で改善が不要になるとする説明は、継続的改善という規格自体の要求にも反します。両者を相反するものとして改善活動をやめるべきとする説明も誤りで、規格は改善活動を排除しません。審査の期間だけ運用すればよいという考え方は、認証が目的化した典型で、日常の実務と乖離した形だけの仕組みを生みます。
一問一答
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