問題
互いに独立な2つの確率変数 X, Y があり、V(X)=3、V(Y)=5 である。和 X+Y および差 X-Y の分散に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1V(X+Y)=8、V(X-Y)=8 となり、和でも差でも分散は足し合わされる。
- 2V(X+Y)=8 だが、V(X-Y)=2 となり、差では分散が引かれる。
- 3V(X+Y)=2、V(X-Y)=8 となる。
- 4独立ならば、和も差も分散は0になる。
正解
1. V(X+Y)=8、V(X-Y)=8 となり、和でも差でも分散は足し合わされる。
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解説
互いに独立な確率変数どうしでは、和の分散は各分散の和になり、V(X+Y)=V(X)+V(Y)=3+5=8 です。ここで注意すべきは、差の分散も同じように足し合わされる点で、V(X-Y)=V(X)+V(Y)=8 となります。これは、差 X-Y を X+(-Y) と見ると、係数-1が2乗されて+1になり、Y の分散が引かれずに加わるためです。したがって「差では分散が引かれる」とする説明は誤りで、これはよくある間違いです。V(X+Y)=2 とする説明も、分散を引き算してしまっており誤りです。独立でも分散が0になることはなく、むしろ加わって大きくなるため、0になるという説明も誤りです。ばらつきどうしを組み合わせると、加えても引いても不確かさは増えるという性質は、誤差の伝ぱを考えるうえで重要な考え方です。
一問一答
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