問題
2つの工程の不適合品率に差があるかどうかを検定する方法に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 12つの標本平均の差を、カイ二乗分布で検定する。
- 2母分散の比を F分布で検定する。
- 3対になった計量値として、対応のあるt検定を行う。
- 4各工程の標本不適合品率の差を、正規近似を用いた検定統計量で調べる。
正解
4. 各工程の標本不適合品率の差を、正規近似を用いた検定統計量で調べる。
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解説
2つの工程の母不適合品率に差があるかを検定するときは、各工程の標本不適合品率の差に注目し、サンプルが十分大きければ正規近似を用いた検定統計量(差を、その差の標準誤差で割った u)で判定します。標準誤差の計算には、両工程をまとめて推定した共通の不適合品率を用いるのが一般的です。2つの標本平均の差をカイ二乗分布で検定するという説明は、計量値の平均を扱う点でも分布の選び方の点でも不適合品率の検定とは異なります。母分散の比をF分布で検定するのは、ばらつきの比較を行う分散比の検定であり、不適合品率の比較ではありません。不適合品率は各製品の合否という計数値から求めるもので、対になった計量値として対応のあるt検定を行う対象ではないため、これも誤りです。計数値どうしの割合を比べる問題であることを見きわめ、正規近似による差の検定を選ぶのが正しい進め方です。
一問一答
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