問題
不適合品率や不適合数の検定で、二項分布やポアソン分布そのものではなく正規分布による近似がよく使われる理由として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1計数値はもともと連続量であり、正規分布そのものに従うから。
- 2サンプルが十分大きいと分布が正規分布に近づき、u(標準正規分布の値)を使って簡便に判定できるから。
- 3正規近似を使えば、サンプルの大きさに関係なく必ず正確な結果になるから。
- 4二項分布やポアソン分布では、平均や分散を計算できないから。
正解
2. サンプルが十分大きいと分布が正規分布に近づき、u(標準正規分布の値)を使って簡便に判定できるから。
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解説
不適合品数は二項分布、単位あたりの欠点数はポアソン分布に従いますが、サンプルや期待発生数が十分大きくなると、これらの離散分布は正規分布に近づいていきます。そのため、標準正規分布の値 u を使って標準化した統計量で簡便に検定・推定できるようになり、正規近似が広く使われます。計数値は個数を数えた離散値であって連続量ではなく、正規分布そのものに従うわけではないため、その説明は誤りです。正規近似はあくまで近似であり、サンプルが小さいと誤差が大きくなるため、大きさに関係なく必ず正確になるという説明も誤りです。二項分布やポアソン分布はいずれも平均や分散を式で計算できる(二項分布は nP と nP(1-P)、ポアソン分布はともに λ)ため、計算できないという説明も事実に反します。近似が成り立つ条件(サンプルが十分大きいこと)を満たしているかを確認したうえで用いることが重要です。
一問一答
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