問題
管理図の「管理限界」と製品の「規格限界」の関係について、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1管理限界と規格限界は同じもので、常に一致する
- 2規格限界は工程のデータ(ばらつき)から計算して引く線である
- 3管理限界は工程データのばらつきから決まり、規格限界は設計・要求から決まる別の線である
- 4管理限界は顧客が決め、規格限界は現場が決める
正解
3. 管理限界は工程データのばらつきから決まり、規格限界は設計・要求から決まる別の線である
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解説
管理限界(control limit)は、工程から得られた実際のデータのばらつき(例えば±3σ)をもとに統計的に計算して引く線で、「工程が安定しているかどうか」を判定するためのものです。一方、規格限界(規格の上限・下限)は、製品が満たすべき設計上・要求上の許容範囲であり、顧客要求や設計から決まる別の線です。したがって両者は目的も決め方も異なり、一致するとは限りません。規格限界を工程のばらつきから計算するというのは逆で、ばらつきから計算するのは管理限界のほうです。管理限界を顧客が、規格限界を現場が決めるという対応も誤りです。「管理限界=工程の実力から決まる線」「規格限界=要求から決まる線」と区別し、管理状態でも規格を満たすとは限らない点まで理解しましょう。
一問一答
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