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実践:品質保証難易度: 標準

QC検定3級 予想問題実践:品質保証 第82問

問題

設計段階で使う信頼性の解析手法であるFMEA(Failure Mode and Effects Analysis)とFTA(Fault Tree Analysis)の違いに関する説明として、もっとも適切なものをひとつ選べ。

選択肢

  1. 1FMEAは望ましくない結果を出発点として原因へさかのぼり、FTAは部品の故障から影響を積み上げる、という向きである。
  2. 2FMEAは部品や工程の故障モードを出発点として、それが上位のシステムにどんな影響を与えるかを積み上げるボトムアップの解析、FTAは望ましくない事象を頂上に置き、その原因を上から下へたどるトップダウンの解析である。
  3. 3FMEAとFTAはどちらも同じ向きの解析であり、名称が違うだけで内容に違いはない。
  4. 4FMEAもFTAも故障や不具合とは関係のない、販売計画を立てるための手法である。

正解

2. FMEAは部品や工程の故障モードを出発点として、それが上位のシステムにどんな影響を与えるかを積み上げるボトムアップの解析、FTAは望ましくない事象を頂上に置き、その原因を上から下へたどるトップダウンの解析である。

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解説

FMEAは、部品や工程の一つひとつについて、どんな故障モード(壊れ方)が起こりうるかを洗い出し、それが上位のシステムや製品にどんな影響を与えるかを積み上げて評価する、下から上へのボトムアップの解析です。FTAは、望ましくない事象(トップ事象)を頂上に置き、それが起こる原因を上から下へ論理的にたどって展開する、トップダウンの解析です。したがって、FMEAをボトムアップ、FTAをトップダウンとする説明が適切です。FMEAを結果から原因へ、FTAを原因から影響へとする説明は両者の向きを取り違えています。両者が同じ向きで違いがないとする説明、故障と無関係な販売計画の手法とする説明も誤りです。向きの違いを理解して使い分けることが大切です。

一問一答

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