問題
心理的負荷による精神障害の労災認定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1対象疾病はうつ病など限定列挙された6種類のみである
- 2心理的負荷の評価対象となるのは、発病前おおむね1か月間の業務による出来事に限られる
- 3業務以外の心理的負荷や個体側要因の有無は、認定に当たって考慮されない
- 4認定要件は複数あるが、そのうちいずれか一つを満たせば業務上と認定される
- 5パワーハラスメントは2020年に評価項目に追加された
正解
5. パワーハラスメントは2020年に評価項目に追加された
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
パワーハラスメントは2020年5月の認定基準改正により、心理的負荷評価表に独立した出来事の類型として追加されたため、この記述が正しい。精神障害の労災認定は、①認定基準の対象疾病(ICD-10のF2〜F4を中心とする精神障害)を発病していること、②発病前おおむね6か月間に業務による強い心理的負荷が認められること、③業務以外の心理的負荷や個体側要因により発病したとは認められないこと、の3要件をすべて満たす必要がある。したがって、対象疾病を6種類の限定列挙とする記述、評価期間を発病前おおむね1か月間とする記述(正しくはおおむね6か月間)、業務以外の心理的負荷や個体側要因を考慮しないとする記述、いずれか一つを満たせば足りるとする記述は、いずれも誤りである。なお2023年9月の改正で心理的負荷評価表にカスタマーハラスメントが追加された点も最新の頻出論点である。
一問一答
8科目の全範囲を体系的に演習