問題
選択肢
- 1アイ
- 2アウ
- 3イエ
- 4ウオ
- 5エオ
正解
3. イエ
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解説
正解は「イエ」。ア=正しい。民法281条1項は、地役権は要役地の所有権に従たるものとして、その所有権とともに移転すると定める(随伴性)。要役地の所有権移転の登記を備えたCは、承役地所有者Aに対し地役権を主張することができる。イ=誤り。最高裁は、通行地役権の承役地が譲渡された場合において、譲渡の時に承役地が要役地の所有者によって継続的に通路として使用されていることがその位置・形状・構造等の物理的状況から客観的に明らかであり、かつ譲受人がそのことを認識していたかまたは認識することが可能であったときは、譲受人は地役権設定登記の欠缺を主張するについて正当な利益を有する第三者に当たらないとした(最判平10・2・13)。認識可能であった以上、Bは登記がなくても地役権を対抗できる。ウ=正しい。民法282条1項は、土地の共有者の一人は、その持分につき、その土地のためにまたはその土地について存する地役権を消滅させることができないと定める。地役権の不可分性の現れである。エ=誤り。民法282条2項は、土地の分割または一部譲渡の場合には地役権はその各部のために存するとしつつ、ただし書で、地役権がその性質により土地の一部のみに関するときはこの限りでないと定める。丙建物からの眺望を確保するための地役権はその性質上丙建物の存する部分のみに関するものであるから、丙建物が存しない部分を取得したCの土地のためには存続しない。オ=正しい。民法283条は、地役権は継続的に行使され、かつ外形上認識することができるものに限り時効によって取得することができると定める。地中に埋設された送水管による引水は外形上認識することができないから、時効取得の対象とならない。したがって誤っているのはイとエである。(出典: 令和6年度 司法書士試験 午前の部 第10問)
一問一答
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