問題
選択肢
- 1アウ
- 2アオ
- 3イウ
- 4イエ
- 5エオ
正解
1. アウ
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解説
正解は「アウ」。ア=誤り。遺言の後にされた売買による所有権移転の登記が錯誤を原因として抹消されている以上、甲土地は遺言者Aの所有に復しており、遺言が撤回されたものとみなされる事由(民法1023条2項の抵触する処分行為)も終局的には存在しない。したがって遺言執行者Cは、遺言書を添付情報として提供して受遺者Bと共同で遺贈を原因とする所有権の移転の登記を申請することができる。イ=正しい。家庭裁判所が遺言執行者を選任するのは遺言者の死亡後であるから、その選任の審判書を提供すれば遺言者Aが死亡していることは当然に明らかとなる。したがって別途Aの死亡を証する情報を提供する必要はない。ウ=誤り。遺言によって遺言執行者として指定された者は、その氏名のみが記載されていても、遺言書の記載から特定できる限り遺言執行者としての地位を有する。家庭裁判所の選任は、遺言執行者がないとき等に行われるもの(民法1010条)であって、遺言で指定されている以上その選任を証する情報を提供する必要はない。エ=正しい。遺言執行者Cが死亡した場合、AからBへの遺贈の登記はBの相続人が申請することとなるが、Bもまた遺言により遺言執行者Eを指定して死亡している。Eは受遺者Bの地位を承継した者のために職務を行うから、Aの相続人全員と共同してAからBへの所有権の移転の登記を申請することができる。オ=正しい。自筆証書遺言については家庭裁判所の検認が必要であり(民法1004条1項)、遺言執行者の権限を証する情報として、遺言書に加えて検認調書の謄本を提供することができる。したがって誤っているのはアとウである。(出典: 令和7年度 司法書士試験 午後の部 第22問)
一問一答
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