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運営管理難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|運営管理 第209問

問題

受注から出荷までの情報と物の流れを1つの図にまとめた手法を何というか?

選択肢

  1. 1バリューストリームマッピング(VSM)
  2. 2ガントチャート
  3. 3PERT
  4. 4工程分析

正解

1. バリューストリームマッピング(VSM)

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解説

バリューストリームマッピング(VSM)は、受注から出荷までの「物の流れ」と「情報の流れ」を1枚の図に描き出し、どこにムダが潜んでいるかを見える化するリーン生産のツールです。各工程の加工時間だけでなく、工程と工程のあいだで品物が止まっている待ち時間や在庫、発注や生産指示といった情報のやり取りまで一望できるのが特徴。まず今のありさまを描く「現状図」を作り、ムダを取り除いた理想の「将来図」を描いて、その差を改善のロードマップにします。 たとえば全体のリードタイムが10日もあるのに、実際に手を動かして付加価値を生んでいる時間は合計2時間だけ、というケースはよくあります。VSMで描くと「ほとんどの時間は工程間で品物が眠っているだけ」と一目で分かり、どこを縮めれば効くかが直感的につかめる。情報と物を一緒に描くから、生産指示の出し方そのものの問題まで見えるのがミソです。 他の手法は守備範囲が違います。ガントチャートは作業の日程と進捗を棒で示す日程管理図、PERTは作業の前後関係をネットワークで表しクリティカルパスを求める手法、工程分析は加工・検査・運搬・停滞といった工程の中身を記号で細かく分析する技法で、いずれも「情報と物の流れ全体を1枚で俯瞰しムダを抽出する」VSMとは目的が異なります。

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