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経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第231問

問題

民法上の物権のうち、他人の土地を通行するために設定する権利を何というか?

選択肢

  1. 1地役権
  2. 2地上権
  3. 3永小作権
  4. 4入会権

正解

1. 地役権

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解説

地役権は、自分の土地の便益のために他人の土地を利用できる物権です。典型が通行地役権で、自分の土地(要役地)から公道に出るために、隣の他人の土地(承役地)を通らせてもらう、というもの。たとえば奥まった土地に住んでいて、前面の他人の土地を通らないと道路に出られない場合、その土地に通行地役権を設定すれば、所有者が代わっても通行を続けられます。『要役地のために承役地を使う』という二つの土地の主従関係がポイントです。 他の物権と取り違えないようにしましょう。地上権は、他人の土地の上に建物や工作物・竹木を所有するためにその土地を使う権利で、土地を全面的に使う点が、特定の利用(通行など)にとどまる地役権と違います。永小作権は、小作料を払って他人の土地で耕作や牧畜をする権利。入会権は、村落の住民が共同で山林などに入って薪や草を採るといった、地域の慣習に基づく共同利用権です。いずれも他人の土地を使う物権ですが、『自分の土地の便益のために隣地を通行する』のは地役権だ、と使い分けを意識しましょう。

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