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運営管理難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|運営管理 第233問

問題

経済的発注量(EOQ)を決定する際に考慮する2つのコストは何か?

選択肢

  1. 1発注費用と在庫保管費用
  2. 2購入単価と運送費
  3. 3人件費と設備費
  4. 4原材料費と加工費

正解

1. 発注費用と在庫保管費用

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解説

経済的発注量(EOQ)は、1回にどれだけまとめて発注すれば総コストが一番安くなるかを求める考え方で、考慮するのは発注費用と在庫保管費用という2つの相反するコストです。発注費用は注文1回ごとにかかる事務・手配のコスト、在庫保管費用は在庫を持っていることでかかる倉庫代・金利・劣化リスクなどのコスト。この2つは片方を減らすともう片方が増える「あちらを立てればこちらが立たず」の関係にあります。 たとえば一度に大量に発注すれば、発注の回数が減って発注費用は下がりますが、その分たくさんの在庫を長く抱えるので保管費用がかさむ。逆に少しずつこまめに発注すれば在庫は減って保管費用は下がるが、発注回数が増えて発注費用が膨らむ。この両者を足し合わせた総コストが最も小さくなる発注量こそがEOQです。シーソーの釣り合う一点を探すイメージですね。 他の選択肢のコストは、発注量の大小でトレードオフにならない、もしくはEOQの基本モデルでは一定とみなす項目です。購入単価・運送費・人件費・設備費・原材料費・加工費はいずれも、発注回数と在庫量の綱引きを直接決める要因ではありません。EOQの本質は『発注費用 対 保管費用』の最小化にある、と押さえましょう。

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