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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第245問

問題

売上高営業利益率は業界平均並みなのに、売上高経常利益率が業界平均より低い場合、何が考えられるか?

選択肢

  1. 1営業外費用(支払利息等)が大きい可能性
  2. 2売上高が少ない
  3. 3固定資産が多い
  4. 4株価が低い

正解

1. 営業外費用(支払利息等)が大きい可能性

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解説

売上高営業利益率は業界平均並みなのに売上高経常利益率が業界平均より低い場合、まず考えられるのは、支払利息など営業外費用の負担が大きい可能性です。経常利益は、本業のもうけである営業利益に、本業以外の損益(営業外収益・営業外費用)を加減して求めます。だから営業利益率が普通でも経常利益率だけ低いなら、本業の外でコストがかさんでいる、と読めるのです。 なぜ支払利息が疑わしいかというと、営業外費用の代表格が借入金の利息だからです。借入が多い会社は支払利息の負担が重く、せっかく本業で稼いだ営業利益が利息の支払いで目減りして、経常利益が小さくなってしまいます。たとえば営業利益率は同業他社並みなのに、借金が多くて利息をたくさん払っているせいで経常利益率が見劣りする、というケースです。この場合、財務体質(借入への依存度)に課題がある可能性を示唆します。 ここで大事なのは、どの段階の利益が落ち込んでいるかを見て原因を切り分けることです。粗利率が低いなら原価や価格に問題、営業利益率が低いなら販管費が重い、経常利益率だけが低いなら営業外(多くは金利負担)に原因、という具合です。他の選択肢、「売上高が少ない」「固定資産が多い」「株価が低い」は、いずれも経常利益『率』が業界平均より低いことの直接の説明にはなりません。経常利益率の低下を見たら『営業外費用=利息負担』を疑う、という読み方を押さえましょう。

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