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経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第263問

問題

他人の土地に建物を所有する目的で設定する権利のうち、物権であるものを何というか?

選択肢

  1. 1地上権
  2. 2賃借権
  3. 3地役権
  4. 4永小作権

正解

1. 地上権

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解説

地上権とは、他人の土地の上に建物や工作物などを所有する目的で、その土地を使うことができる権利です。重要なのは、これが物権(物を直接支配する強い権利)である点です。物権だからこそ、土地所有者にいちいち承諾をもらわなくても、自分の判断で第三者に譲渡したり転貸したりできます。 たとえば他人の土地に地上権を設定してビルを建てた場合、その地上権つきで建物を他人に売ることも、別の人に貸すことも、原則として地主の許可なしにできます。権利が強く、財産として動かしやすいわけです。 似て非なるのが賃借権で、こちらは『土地を貸してください』という契約上の権利=債権です。債権なので地上権より弱く、賃借権を譲渡・転貸するには原則として賃貸人(地主)の承諾が必要になります。同じ『他人の土地を使う』場面でも、物権の地上権か債権の賃借権かで自由度が大きく違うのが頻出ポイントです。なお地役権は『自分の土地のために他人の土地を通行などで利用する』権利、永小作権は耕作・牧畜のための物権で、目的が建物所有とは異なります。

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