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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第255問

問題

ストックオプション(株式報酬型新株予約権)の会計処理で、付与時から権利確定日までに計上する費用を何というか?

選択肢

  1. 1株式報酬費用
  2. 2給与手当
  3. 3役員報酬
  4. 4支払利息

正解

1. 株式報酬費用

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解説

ストックオプションとは、役員や従業員に『将来この値段で自社株を買える権利』を報酬として与える制度です。会計では、権利を与えた時点から権利が確定する日までの期間にわたって、その権利の公正価値(オプションとしての値打ち)を見積もり、『株式報酬費用』として費用に計上していきます。給料を現金で払う代わりに『将来値上がりすれば得をする権利』で報いる仕組みなので、その値打ちぶんを人件費的なコストとして認識するわけです。 ポイントは相手勘定(仕訳の反対側)です。費用を計上する一方で、まだ株式を発行していないので現金は動かず、純資産の部に『新株予約権』という項目を積み上げます。たとえば公正価値1,000万円・権利確定まで2年なら、1年あたり500万円を株式報酬費用に、同額を新株予約権に計上していくイメージです。 他の選択肢と区別しましょう。『給与手当』や『役員報酬』は現金で支払う通常の人件費で、純資産が増える性格はありません。『支払利息』は借入に対する金融費用でまったくの別物。ストックオプション特有なのは『費用計上の相手が純資産(新株予約権)になる』点です。

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