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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第275問

問題

ある財の価格が上昇したとき、別の財の需要が増加する関係にある財を何というか?

選択肢

  1. 1代替財
  2. 2補完財
  3. 3独立財
  4. 4劣等財

正解

1. 代替財

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解説

「片方が高くなったら、もう片方に乗り換える」——そんな入れ替え可能な関係にある財を「代替財」といいます。互いに似た役割を果たすので、一方の価格が上がると、その代わりとしてもう一方の需要が増えるのが特徴です。 わかりやすい例が、コーヒーと紅茶、バターとマーガリン、牛肉と豚肉、電車とバス。コーヒーが値上がりすれば「じゃあ紅茶にしよう」と消費者が流れ、紅茶の需要が増えます。この「Aが高くなる→Bの需要が増える」という反応を、専門的には需要の交差弾力性がプラスになる、と表現します。 正反対なのが補完財。プリンターとインクのように「一緒に使ってこそ役立つ」ペアで、片方が高くなるともう片方の需要まで減ります(交差弾力性はマイナス)。混同を防ぐコツは「代わりに使う=代替財(乗り換えで増える)」「一緒に使う=補完財(連れて減る)」と対で覚えること。なお独立財は互いに無関係で、片方の価格が変わっても他方の需要に影響しない財(交差弾力性ほぼゼロ)。劣等財は所得が増えると需要が減る財で、これは「所得との関係」を表す言葉であり、2財間の関係を示す代替・補完とは話の軸が違います。

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