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経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第290問

問題

商標権を何度でも更新できる理由として最も適切なものはどれか?

選択肢

  1. 1ブランド価値は使い続けることで蓄積されるから
  2. 2審査に時間がかかるから
  3. 3出願費用が高額だから
  4. 4更新登録料の納付が不要だから

正解

1. ブランド価値は使い続けることで蓄積されるから

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解説

商標権の存続期間は登録から10年ですが、更新登録の申請をすれば何度でも更新でき、実質的に半永久的に維持できます。特許や意匠が一定年数で必ず権利切れになるのと対照的です。なぜ商標だけ無限に更新を認めるのか——その答えが、ブランド価値は使い続けることで蓄積される、という商標の本質にあります。 商標は技術的な発明やデザインと違い、それ自体が新しい価値を生むのではなく、使い続けるうちに『この目印=信頼できるあの会社の商品』という信用(業務上の信用)が蓄積していく目印です。長年愛されたブランドほど価値が高まる。その積み上げた信用を、ある日突然権利切れで他人に使われてしまっては、消費者も混乱し、企業努力も無に帰します。だから存続期間に上限を設けず、使い続ける限り更新を認めて保護するわけです。 他の選択肢はいずれも更新を認める理由になりません。審査に時間がかかることや出願費用が高いことは、権利の存続期間とは無関係です。更新には登録料の納付が必要なので、費用が不要だからというのも誤りです。商標権が半永久に更新できるのは、ブランドに蓄積される信用を守るため、という制度趣旨で理解しましょう。

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