問題
選択肢
- 1保守主義の原則(安全性の原則)
- 2真実性の原則
- 3重要性の原則
- 4継続性の原則
正解
1. 保守主義の原則(安全性の原則)
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解説
保守主義の原則(安全性の原則)とは、企業会計原則の一般原則の一つで、『将来が不確実なときは、利益は控えめに、損失や費用は早めに計上する』という慎重な会計姿勢を求めるものです。会社の財政や成績を実態より良く見せて利害関係者を誤らせないよう、あえて慎重側に倒して処理する、という考え方です。 かみくだくと、“いいことは確実になるまで急いで計上せず、悪いことは可能性が高まったら早めに認識する”という非対称な扱いをします。たとえば、まだ売っていない在庫の値下がり(含み損)は早めに評価損として計上する一方、まだ実現していない含み益は計上しない、将来の貸倒れに備えて貸倒引当金を前もって積む、といった処理が保守主義の表れです。これにより、利益の過大計上や財政状態の過大評価を防ぎます。 ただし注意点もあります。保守主義は“慎重に”という姿勢であって、過度に行えば(必要以上に費用を積むなど)かえって真実な報告をゆがめ、真実性の原則に反します。あくまで合理的な範囲での慎重さが求められます。他の選択肢との違いも押さえましょう。『真実性の原則』は真実な報告を求める最高規範、『重要性の原則』は重要性の乏しい項目は簡便処理を認めるもの、『継続性の原則』は採用した会計処理を毎期続けるよう求めるものです。慎重に控えめに計上するのが保守主義の原則だと押さえてください。
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