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企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第285問

問題

ゲーム理論を活用し、競合他社との協調と競争を同時に行う考え方を何というか?

選択肢

  1. 1コーペティション
  2. 2コラボレーション
  3. 3カルテル
  4. 4アライアンス

正解

1. コーペティション

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解説

コーペティションとは、競争(Competition)と協調(Cooperation)を組み合わせた造語で、競合他社と争いながら、同時に手を組むところは協力するという考え方です。ブランデンバーガーとネイルバフがゲーム理論を使って提唱しました。ライバルは常に敵、という発想を超えて、市場やパイ全体を大きくする場面では協力し、その大きくなったパイを奪い合う場面では競争する、という『敵でもあり味方でもある』関係を戦略的に使い分けます。たとえば、自動車メーカー同士が次世代電池の規格づくりや充電インフラの整備では協力し、個々の車の販売では激しく競う、といった補完的な関係づくりがこれにあたります。混同しやすい用語と区別しましょう。コラボレーションは単なる協働・共同作業を指し、競争の側面は含みません。カルテルは、競合企業が価格や生産量を示し合わせて競争を制限する行為で、多くの国で独占禁止法により違法とされます。アライアンスは企業同士の提携・連携全般を指す言葉で、いずれも競争と協調の同時追求を明確に打ち出すコーペティションとは意味合いが異なります。

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