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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題|経済学・経済政策 第105問

問題

自由貿易の利益に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1比較優位に基づく自由貿易は貿易参加国の総余剰を増加させる
  2. 2比較優位はリカード以前のスミスにより提唱され絶対優位とは無関係に成立する概念である
  3. 3自由貿易は貿易参加国の総余剰を必ず減少させるため保護貿易が経済学上は最適である
  4. 4貿易自由化により全ての労働者の所得が増加するためストルパー=サミュエルソンの定理は否定されている

正解

1. 比較優位に基づく自由貿易は貿易参加国の総余剰を増加させる

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解説

正解アは、リカードが提唱した比較優位に基づく自由貿易が、各国が機会費用の低い財に特化することで貿易参加国全体の総余剰(社会的厚生)を増加させることを正しく述べている。イは比較優位を提唱したのはリカード(1817年)であり、絶対優位を論じたスミスとは区別される概念。比較優位はリカード理論に独自の概念。ウは自由貿易は総余剰を増加させるのが標準的結果で、保護貿易はむしろ厚生を減少させる。エはストルパー=サミュエルソン定理は貿易により希少要素の所得が減少することを示し、全ての労働者の所得増加とはならない。

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