問題
選択肢
- 1平均費用価格規制
- 2限界費用価格規制
- 3プライスキャップ規制
- 4総括原価方式
正解
1. 平均費用価格規制
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解説
電力やガスのように設備投資が巨大で自然独占になりやすい産業では、放っておくと独占企業が価格をつり上げてしまいます。そこで政府が価格に上限をかけるのですが、その一つが価格を平均費用(AC)に等しく設定させる平均費用価格規制です。平均費用とは1単位あたりにならした費用のことなので、P=ACにすれば企業の収入と総費用がちょうど釣り合い、企業は赤字を出さずに事業を続けられます。 ただし、これは「次善(セカンドベスト)の策」とされます。本当に効率がよいのは価格を限界費用に等しくする限界費用価格規制(P=MC)で、これだと社会的余剰が最大になります。しかし固定費が大きい産業では限界費用が平均費用を下回るため、P=MCにすると企業が赤字になり、補助金なしには続けられません。そこで赤字を避けつつ次善の効率を狙うのが平均費用価格規制で、限界費用価格規制よりは生産量がやや少なくなります。なおプライスキャップ規制は物価上昇率などを基準に上限価格を定め効率化のインセンティブを持たせる方式、総括原価方式はかかった原価に適正利潤を上乗せして料金を決める方式で、それぞれ発想が異なります。
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