問題

選択肢
- 1期待効用は「状況 R」の方が大きく、この個人のリスクプレミアムは正の値となる。
- 2期待効用は「状況 R」の方が大きく、この個人のリスクプレミアムは負の値となる。
- 3期待効用は「状況 R」の方が小さく、この個人のリスクプレミアムは正の値となる。
- 4「状況 R」と「状況 S」の期待効用は等しく、この個人のリスクプレミアムはゼロとなる。
正解
3. 期待効用は「状況 R」の方が小さく、この個人のリスクプレミアムは正の値となる。
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解説
リスク回避的個人の期待効用とリスクプレミアムの問題。リスク回避的個人の効用関数は資産額の凹関数(上に凸)。状況Rの期待効用=0.5×u(A)+0.5×u(B)、状況Sの効用=u(C)=u((A+B)/2)。効用関数が凹なので、ジェンセンの不等式により u((A+B)/2) > 0.5×u(A)+0.5×u(B)、つまり状況Sの効用>状況Rの期待効用。よって「期待効用は状況Rの方が小さい」が正しい。リスクプレミアム=確実な等価額C′(u(C′)=0.5×u(A)+0.5×u(B))に対して、リスク回避者ならC′<C(中間値)となり、リスクプレミアム=C−C′>0(正)。よってウ「期待効用は状況Rの方が小さく、リスクプレミアムは正」が正解。ア・イ誤:期待効用は状況Rの方が小さい(リスク回避者)。エ誤:両者は等しくない(凹効用関数)。リスク回避の本質:同じ期待値ならリスクのない選択を好み、リスクのある選択肢を選ぶには正のプレミアム(リスクの対価)が必要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第23問)
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