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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第315問

問題

独占企業の利潤最大化条件はどれか?

選択肢

  1. 1限界収入=限界費用(MR=MC)
  2. 2価格=限界費用(P=MC)
  3. 3価格=平均費用(P=AC)
  4. 4総収入=総費用(TR=TC)

正解

1. 限界収入=限界費用(MR=MC)

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解説

独占企業であっても、儲けを最大にしたいなら従う鉄則は完全競争と同じで、限界収入と限界費用が一致する点(MR=MC)まで生産する、です。限界収入とは1単位多く売ったときに増える収入、限界費用は1単位多く作るときに増える費用のこと。追加で作って得られる収入が追加でかかる費用を上回る限り生産を増やすべきで、両者がちょうど等しくなる量で利潤が最も大きくなります。これは独占でも寡占でも変わらない普遍的な条件です。 ただし独占で重要なのは、ここで決まる価格が限界費用より高くなる点です。独占企業は右下がりの需要曲線に直面しているため、たくさん売ろうとすると値下げが必要になり、その結果、限界収入は価格より低くなります(MR<P)。MR=MCで生産量を決めても、その量に対応する需要曲線上の価格はMRより高い位置にあるので、P>MCとなり消費者は割高な価格を払わされます。これが独占による死荷重の発生源です。なお価格=限界費用(P=MC)は完全競争での結果、価格=平均費用(P=AC)は長期均衡やゼロ利潤の条件であって、利潤最大化条件そのものではありません。利潤最大化は常にMR=MC、これが軸です。

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