問題
選択肢
- 1統合
- 2妥協
- 3支配
- 4回避
正解
1. 統合
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
統合とは、対立する双方の要求をともに満たす「第三の解」を創り出す解決法です。フォレットは、対立(コンフリクト)には支配・妥協・統合の3つの解き方があると説きました。支配は片方が勝ってもう片方が我慢する解き方、妥協はお互い少しずつ譲って中間で手を打つ解き方ですが、どちらも誰かが何かを諦めています。これに対し統合は、両者の本当の狙いを掘り下げ、互いに損をしない新しい案を生み出します。有名なたとえが「図書館で窓を開けたい人と閉めたい人」の話です。妥協なら半分だけ開けますが、よく聞くと一方は新鮮な空気が欲しく、もう一方は風が当たるのが嫌なだけ。なら「隣室の窓を開ける」ことで両方が満足できる――これが統合です。対立をマイナスではなく創造の機会と捉える点に、フォレットの先進性があります。回避は問題から逃げて先送りする消極的対応で、いずれも双方を同時に満足させる統合とは性質が異なります。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート