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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第322問

問題

間接法で棚卸資産の増加はどう扱うか?

選択肢

  1. 1減算する
  2. 2加算する
  3. 3無視する
  4. 4財務活動に区分する

正解

1. 減算する

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解説

間接法のキャッシュフロー計算書では、棚卸資産(在庫)が増加したら利益から減算します。これが正解です。 仕組みを噛み砕きましょう。間接法は利益からスタートして現金の増減に直していきます。在庫が増えたということは、その分だけ商品や材料を仕入れて現金を払ったのに、まだ売れていないので売上原価として費用にはなっていない、という状態です。つまり現金は出ていったのに利益はまだ減っていない。そこで、利益を出発点にする間接法では、この増えた在庫の分を利益から差し引いてあげないと、本当の現金の減少に合わなくなるのです。 直感的にも、在庫を抱え込むと現金は商品に化けて手元から消えるので、キャッシュフローは悪化します。倉庫に売れない商品が山積みになると、帳簿の利益は出ていても手元の現金は苦しい、という黒字倒産の入り口にもなりかねません。 逆に在庫が減少した場合は、売れて現金が入ってきている(あるいは仕入を絞った)ことを意味するので、利益に加算します。同じ理屈で、売掛金が増えれば減算、買掛金が増えれば加算、というように、資産の増加はCFのマイナス要因、負債の増加はプラス要因と整理して覚えると応用が効きます。財務活動への区分という処理ではない点にも注意しましょう。

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