問題
貨幣数量説に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1フィッシャーの交換方程式MV=PYにおいて貨幣量の増加は物価上昇をもたらすとする理論である
- 2フィッシャーの交換方程式P=MV÷Yにおいて貨幣量Mと物価Pは反比例関係にある
- 3貨幣数量説によれば貨幣量の増加は短期長期を問わず実物経済(実質GDP)を増加させる
- 4ケンブリッジ方程式M=kPYのkは貨幣の流通速度であり一般に変動が激しい指標である
正解
1. フィッシャーの交換方程式MV=PYにおいて貨幣量の増加は物価上昇をもたらすとする理論である
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解アは、フィッシャーの交換方程式MV=PY(貨幣量×流通速度=物価×実質GDP)において、流通速度Vと実質GDPが安定的なら、貨幣量Mの増加は物価Pの上昇に直結するという貨幣数量説の中核を正しく述べている。イはMV=PYからM増加はP増加(V,Yが一定なら正比例)であり、反比例ではない。ウは貨幣数量説の長期中立性命題により貨幣量変化は名目変数(物価)に影響するが実質変数には中長期で影響しない。エはケンブリッジ方程式のk(マーシャルのk)はV(流通速度)の逆数に対応する貨幣需要係数で、フィッシャー方程式のVと別概念。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート