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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題経済学・経済政策 第135問

問題

プリンシパル=エージェント問題に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1依頼人と代理人の間で利害が一致せず情報の非対称性により代理人が依頼人の利益に反する行動をとる問題である
  2. 2プリンシパル=エージェント問題は完全情報下でも発生し情報の非対称性とは無関係である
  3. 3解決策としてのインセンティブ契約はモラルハザードを増大させる効果があり望ましくない
  4. 4依頼人(プリンシパル)と代理人(エージェント)の利害は通常完全に一致するため契約理論上の問題は生じない

正解

1. 依頼人と代理人の間で利害が一致せず情報の非対称性により代理人が依頼人の利益に反する行動をとる問題である

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解説

正解アは、依頼人(プリンシパル、株主等)と代理人(エージェント、経営者等)の間で利害不一致と情報の非対称性が存在するため、代理人が依頼人の利益に反して自身の効用を追求する問題(モラルハザード等)であることを正しく述べている。イはこの問題は情報の非対称性(依頼人がエージェントの行動を完全には観察できない)から生じ、完全情報下では発生しない。ウは成果連動報酬等のインセンティブ契約はエージェントの行動を依頼人の利益に整合させるための代表的な解決策で、モラルハザードを軽減する。エは利害は通常一致せず、株主と経営者・地主と小作人など多くの状況で対立が生じることが問題の出発点。

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