診断士に戻る
財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第343問

問題

ROA(総資産利益率)の計算式はどれか?

選択肢

  1. 1当期純利益÷総資産×100
  2. 2当期純利益÷自己資本×100
  3. 3営業利益÷売上高×100
  4. 4経常利益÷自己資本×100

正解

1. 当期純利益÷総資産×100

詳しい解説を見る

解説

ROA(総資産利益率)の計算式は、当期純利益÷総資産×100です。これが正解です。 ROAは、会社が持っているすべての資産(総資産)を使って、どれだけの利益を生み出したかを示す、経営効率の総合指標です。総資産には、株主が出したお金で買ったものも、借金で買ったものも、すべて含まれます。つまりROAは、お金の出どころ(自己資本か借入か)を問わず、会社が動かしている資産全体の稼ぐ力を測っている点が特徴です。たとえば総資産5億円で当期純利益2500万円なら、ROAは5%。資産100円につき5円の利益を生んだ、という意味です。 ここでROEとの違いをはっきりさせましょう。ROEは分母が自己資本(株主のお金だけ)であるのに対し、ROAは分母が総資産(自己資本+負債すべて)です。だから、借入を増やしてレバレッジを効かせるとROEは高められますが、ROAは資産全体に対する効率を見るため、そうした財務の小細工に左右されにくく、事業そのものの実力をより素直に映します。 なお分子の利益には、当期純利益のほか、事業の実力を見る目的で営業利益や経常利益を使うバリエーションもあります(事業利益÷総資産など)。いずれにせよ分母が総資産である点が共通します。当期純利益を自己資本で割るのはROE、営業利益や経常利益を売上高や自己資本で割るのは別の収益性指標で、ROAとは混同しないようにしましょう。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

財務・会計の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。