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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題|経済学・経済政策 第144問

問題

乗数理論に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1投資乗数は1÷(1-限界消費性向)で求められ限界消費性向が大きいほど乗数は大きい
  2. 2投資乗数は1÷限界消費性向で求められ限界消費性向が小さいほど乗数効果が大きい
  3. 3減税乗数は政府支出乗数と必ず一致し税収中立な政策の効果はゼロとなる
  4. 4乗数効果は完全雇用の経済でのみ発生し失業がある経済では機能しない

正解

1. 投資乗数は1÷(1-限界消費性向)で求められ限界消費性向が大きいほど乗数は大きい

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解説

正解アは、投資乗数(または政府支出乗数)が1÷(1−限界消費性向c)=1÷限界貯蓄性向sで計算され、限界消費性向が大きいほど(貯蓄性向が小さいほど)乗数値が大きくなることを正しく述べている。イは投資乗数は1÷(1−限界消費性向c)であり、1÷c(限界消費性向そのもの)ではない。c大きいほど乗数大なので大小関係も誤り。ウは減税乗数=c÷(1−c)、政府支出乗数=1÷(1−c)で、減税乗数は1だけ小さく、両者は異なる(均衡予算乗数は1)。エは乗数効果はむしろ失業(未利用資源)がある経済で需要拡大の所得効果として機能し、完全雇用ではインフレ圧力となる。

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