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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第201問

問題

生産量を1単位追加したときに増加する総費用を何というか?

選択肢

  1. 1限界費用(MC)
  2. 2平均費用(AC)
  3. 3平均可変費用(AVC)
  4. 4固定費用(FC)

正解

1. 限界費用(MC)

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解説

「あと1個だけ多く作ったら、コストはいくら増えるか」——この追加分のコストが限界費用(MC)です。たとえばパン屋さんが100個作るのに材料費・光熱費などで合計2万円、101個作ると2万150円かかるなら、101個目の限界費用は150円。総費用を1単位あたりで割った平均費用ではなく、あくまで「次の1個」に注目するのがポイントです。 なぜこれが大事かというと、企業が「あと1個作るべきか」を判断する基準になるからです。完全競争では、企業はMC(追加コスト)と価格(追加収入=限界収入)が一致するところまで生産を増やすと利潤が最大になります。MC<価格なら作るほど儲かるので増産、MC>価格なら作りすぎなので減産、という具合に最適量へ調整します。 似た用語と混同しないように整理しましょう。平均費用(AC)は総費用÷生産量で「1個あたりならいくら」という別の指標、平均可変費用(AVC)はそのうち材料費など生産量に応じて変わる部分だけの平均、固定費用(FC)は生産量がゼロでもかかる家賃や機械のリース料など。これらは『1単位追加したときの増分』ではないので、限界費用とは役割が違います。

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