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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第359問

問題

1つの可変的生産要素を増加させると、ある点から限界生産物が減少する法則を何というか?

選択肢

  1. 1収穫逓減の法則
  2. 2限界効用逓減の法則
  3. 3規模の経済
  4. 4需要の法則

正解

1. 収穫逓減の法則

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解説

工場の機械や畑の広さなど他の条件は固定したまま、労働者など1つの生産要素だけを増やしていくと、最初のうちは生産量がぐんぐん伸びますが、ある点を越えると追加1人あたりの生産の増え方(限界生産物)がだんだん小さくなっていきます。これを「収穫逓減の法則」といいます。 たとえば一定の広さの畑に農作業者を増やすと、2人より3人のほうが効率的に分担できて収穫は増えます。しかし10人、20人と増やし続けると、道具や作業スペースの取り合いが起き、1人追加しても収穫はほとんど増えなくなる。畑(固定要素)に対して人(可変要素)だけ増やすと、追加分の効果が先細るわけです。 名前の似た「限界効用逓減の法則」は消費の側の話で、同じ財を1単位ずつ消費するほど満足度の増分が減ること(ビールの1杯目が一番うまい)。生産の側の収穫逓減とは舞台が違います。「規模の経済」はすべての生産要素を一斉に増やしたとき1単位あたり費用が下がる現象で、こちらは要素を1つだけ増やす収穫逓減とは前提が逆です。収穫逓減はMC(限界費用)が右上がりになる理由でもあります。

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