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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第363問

問題

自己資本比率が低い企業のリスクとして最も適切なものはどれか?

選択肢

  1. 1倒産リスクが高い
  2. 2株価が高い
  3. 3配当が多い
  4. 4成長性が低い

正解

1. 倒産リスクが高い

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解説

自己資本比率が低い会社は、「倒産リスクが高い」というのが最も適切なリスクです。自己資本比率とは、会社の総資産のうち、返済不要の自前のお金(自己資本)がどれくらいの割合を占めるかを示す指標で、『自己資本 ÷ 総資産 × 100』で計算します。この比率が低いということは、裏を返せば借入金などの他人資本(負債)への依存度が高いということ。つまり、他人から借りたお金で事業を回している状態です。借金が多いと何が怖いか。それは業績が悪化したときです。売上が落ちて利益が減っても、借入金の元本返済や利息の支払いは待ってくれません。自前のお金が薄いと、いざというときの体力(バッファ)が乏しく、資金繰りに行き詰まって返済不能、つまり倒産に追い込まれやすくなります。だから自己資本比率は会社の安全性・財務的な健全性を測る代表的な指標なのです。一般に40%程度以上あれば安定的とされ、低いほど危険信号と読みます。他の選択肢は的外れです。自己資本比率の高低と株価の高さや配当の多さに直接の因果関係はありませんし、成長性ともイコールではありません。むしろ借入を活用して積極投資する成長企業は自己資本比率が低めになることもあり、「低い=成長性が低い」とは言えない点に注意しましょう。

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