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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第364問

問題

工程別総合原価計算とは何か?

選択肢

  1. 1製造工程を複数に分け、各工程で原価を集計する方法
  2. 2製品別に原価を集計する方法
  3. 3期間別に原価を集計する方法
  4. 4活動別に原価を集計する方法

正解

1. 製造工程を複数に分け、各工程で原価を集計する方法

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解説

「工程別総合原価計算」とは、製品を作るまでの製造工程をいくつかの段階に分け、それぞれの工程ごとに原価を集計していく原価計算の方法です。多くの工場では、原料をいきなり完成品にするのではなく、第1工程で加工し、その半製品を第2工程に渡してさらに加工し…というように、複数の段階を経て製品が仕上がります。こうした連続的な工程をたどる大量生産に向いているのがこの方法です。具体的なイメージとしては、第1工程で発生した原価を計算し、その完成分を「前工程費」として第2工程へ振り替え、第2工程ではそれに第2工程で新たにかかった原価を加えて計算する、というバトンリレーのような流れになります。各工程でいくらコストがかかったかが分かるので、どの工程に無駄やボトルネックがあるかを把握しやすいのが利点です。対比すべきは原価計算の大枠の分類です。同じ種類の製品を大量に作る場合に向くのが「総合原価計算」で、工程別総合原価計算はその一種。これに対して、注文ごとに異なる製品を一つひとつ作る個別受注生産(建設や造船など)に向くのが「個別原価計算」で、こちらは製造指図書ごとに原価を集める方法です。製品別に集計するのは個別原価計算、期間別や活動別という分け方は別の概念であり、工程別はあくまで「製造の段階ごと」に集計する点が核心です。

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