問題
選択肢
- 12財の価格比
- 22財の限界効用の比
- 3所得と価格の比
- 42財の数量の比
正解
1. 2財の価格比
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解説
予算制約線(決まった所得で買える2財の組み合わせを描いた直線)の傾きの絶対値は、『2財の価格比』を表します。X財を横軸、Y財を縦軸にとると、傾きの絶対値はPx/Py(X財の価格をY財の価格で割ったもの)になります。 意味を考えてみましょう。この価格比は、市場で“X財を1単位多く買うために、Y財を何単位あきらめなければならないか”という交換レートを示します。たとえばX財が200円、Y財が100円なら、Px/Py=2。X財を1個増やすにはY財を2個我慢する必要がある、という市場が決めた交換条件です。所得が変わっても価格が同じなら、予算線は平行に動くだけで傾き(価格比)は変わりません。一方、片方の財の価格だけが変わると予算線の傾きが変化します。 ここで消費者の最適消費点との関係が頻出論点です。消費者の効用が最大になるのは、予算線と無差別曲線が接する点。その接点では『予算線の傾き=無差別曲線の傾き』が成り立ちます。無差別曲線の傾きの絶対値は限界代替率(MRS=2財の限界効用の比 MUx/MUy)なので、最適点では“価格比=限界代替率”、すなわちPx/Py=MUx/MUyが成立します。本問が問うのは予算線側の傾き、つまり客観的に市場で決まる『価格比』であり、消費者の主観的な満足度に基づく限界効用の比とは区別する必要があります。
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