問題
中小企業の経営者が高齢化し、事業承継を円滑に進めることが重要な課題となっている。家族・親族以外の者が事業を承継する方法として、MBO(Management Buy Out)と並んでMBI(Management Buy In)が注目されている。MBIの説明として最も適切なものはどれか。なお、ここでは、オーナー社長が経営する企業がMBIによって承継される状況を想定している。
選択肢
- 1現社長以外の役員等が現社長の意思に基づいて買収を行う。
- 2現社長以外の役員等が自社株式を買収するのではなく、現社長から事業譲渡を受ける。
- 3現社長以外の役員等が投資ファンドから調達した資金で買収を行う。
- 4現社長が他の役員等ではなく社外の第三者に自社を買収してもらい、経営を引き継いでもらう。
正解
4. 現社長が他の役員等ではなく社外の第三者に自社を買収してもらい、経営を引き継いでもらう。
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解説
正解はエ。MBO(マネジメント・バイアウト)は、その会社の現経営陣や役員が自社の株式・事業を買い取って経営権を取得する手法である。これに対しMBI(マネジメント・バイイン)は、社外の第三者(外部の経営者や投資家)が企業を買収して経営に乗り込み、経営を引き継ぐ手法を指す。設問は家族・親族以外への承継の文脈であり、MBIは現社長が社内の役員ではなく社外の第三者に自社を買収してもらい経営を引き継いでもらう形となる。よってエが正しい。社内の役員等による買収を述べるア・ウはMBO的な説明であり、事業譲渡を述べるイも該当しない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第10問)
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