問題
次の文章の空欄A〜Cに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選べ。 近年、中小企業にとっても特許等の知的財産の戦略的な重要性が増しているが、技術革新の成果を確保・専有化するためには、特許出願よりも情報の秘匿のほうが有効である場合もある。たとえば、 A の成果は B の成果よりも特許出願されにくい。また、生産において C が強く働く分野における技術成果についても、特許出願よりも秘匿が好まれる傾向がある。 〔解答群〕
選択肢
- 1A:プロセス・イノベーション B:プロダクト・イノベーション C:外部不経済
- 2A:プロセス・イノベーション B:プロダクト・イノベーション C:経験曲線効果
- 3A:プロダクト・イノベーション B:プロセス・イノベーション C:外部不経済
- 4A:プロダクト・イノベーション B:プロセス・イノベーション C:経験曲線効果
正解
2. A:プロセス・イノベーション B:プロダクト・イノベーション C:経験曲線効果
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解説
正解はイ。プロセス・イノベーション(製造工程や生産方法の革新)は社内の現場に閉じており、外部から模倣されにくいため、特許出願して内容を公開するよりも、ノウハウとして秘匿するほうが専有しやすい。一方、プロダクト・イノベーション(新製品の開発)は製品が市場に出れば内容が分析されやすく、特許で保護する必要性が高い。したがってAにはプロセス、Bにはプロダクトが入る。またCには「経験曲線効果」が当てはまる。生産経験の蓄積によってコストが低下する経験曲線効果が強く働く分野では、先行して経験を積むこと自体が優位の源泉となり、出願による公開を避け秘匿が好まれる。よってイが正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第15問)
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